日々のスペシャルな出来事を書くブログ
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こんなに上がって大丈夫なんだろうか。思わずこうつぶやきたくなるほど上昇したのが今週の東京市場でした。日経平均株価は週初の寄付き10020.87円からスタート、週末を10356.83円で締めくくりました。チャートの週足はもちろん陽線、さらに7月の月足まで小幅ながら陽線で終わりました。これで5カ月連続の陽線です。
日足も実に強く、28日(火)には一服したのですが、それでもわずか1・40円の下落。下げたとはいえない文字通りの一服で切り抜けました。そして週末は10359.07円の高値をつけ、年初来高値を更新したのです。
市場ムードはまだ決して明るいとはいえません。多くの個人投資家が様子見に徹しているのが実際ですが、日経平均はそれにお構いなしに上昇し続けた形になりました。
何が起きたのか。特別なことが起きたわけではありません。最大の上昇要因は先週から本格化している米国企業の第2四半期決算の発表。これになります。インテル、キャタピラー、ボーイング、メルク、J&J、ゴールドマン・サックス、JPモルガン、アップルなどに加え、今週はクレジットカード大手のマスターカード、化学大手ダウ・ケミカル、通信機器大手のモトローラなどの収益好転が明らかになりました。
これら企業の収益は低迷を続けているはずだったのです。ところが好転していたのであり、市場にとってそれは明らかなサプライズとなり、米国市場はNYダウ、NASDAQともに年初来高値を更新、東京市場も渋々それに追随した。こんな形の上昇になったのですが、実は今週は東京市場でも米国市場に類似した動きも見られました。
企業収益の増額修正です。まず28日、キャノン <7751> が今12月期の収益予想を上方修正したのです。営業利益は従来予想では1800億円だったのですが、1900億円に修正しました。デジカメの販売が好調だというのです。
翌29日にはホンダ <7267> も2010年3月期の営業利益予想を、従来の100億円から700億円に上方修正しました。そしてもう一社。内需関連の代表的企業である三井不動産 <8801> も業績を上方修正したのです。キャノン、ホンダ、三井不動産と優良企業中の優良企業が収益予想を上方修正出来るところまで来ている事実が明らかとなったことで、今週は市場に安心感が広がった意味ある一週間だったとともいえます。
それはこれまでエコ関連株を中心に、テーマ株主動で上昇して来た東京市場に、ファンダメンタルズ重視という新たなエンジンが加わったことになります。これまで企業収益があまりに悪化、ファンダメンタルズではとても買えない銘柄ばかりだったのですが、今後はそうではなくなります。つまり投資の基本の基本となるファンダメンタルズも重視されるようになる。そのスタートになったのが今週だったと見ています。
それにしても、7月相場に入る時、「7月は夏枯れ相場になるからダメだ」という見方が多かったのに、実際はプラスで終わり、「夏枯れなんて関係ない」論者の私としては嬉しい限りです。株式市場の間違った「都市伝説」に足を、いや、脳味噌を鷲掴みにされないようにしたいものです。
こんな状況を受けた今後の展開ですが、引続き企業収益=ファンダメンタルズを意識した動きが続くでしょう。日本企業の四半期決算と今期予想の発表が本格化するため、個別銘柄主動の展開を見込んでいます。
すでに自動車、半導体、不動産などの業種が収益低迷の最悪期を脱しつつあることが明らかになった以上、これらの業種に関わる銘柄群も、2進1退ながら来週も上昇トレンドをキープし続けることになるでしょう。
それゆえここで役立つのが、業種や関連株のグループ分けになります。つまりインテルの業績回復に着目するなら、まずはいわゆるインテル関連株、さらには半導体製造に関わる銘柄群のリスト作りであり、休日を利用して取り組みたいものです。小さな作業ながら週明けから始まる8月相場で大きな威力を発揮してくれるはずです。
北浜の直言 忘れかけたいたことば、「ファンダメンタルズ」がよみがえる
<サーチナニュースより>
100年に一度の大不況、どうなのでしょうか???バブル期まではいかないにしろ、早く景気回復してほしいよ。
日足も実に強く、28日(火)には一服したのですが、それでもわずか1・40円の下落。下げたとはいえない文字通りの一服で切り抜けました。そして週末は10359.07円の高値をつけ、年初来高値を更新したのです。
市場ムードはまだ決して明るいとはいえません。多くの個人投資家が様子見に徹しているのが実際ですが、日経平均はそれにお構いなしに上昇し続けた形になりました。
何が起きたのか。特別なことが起きたわけではありません。最大の上昇要因は先週から本格化している米国企業の第2四半期決算の発表。これになります。インテル、キャタピラー、ボーイング、メルク、J&J、ゴールドマン・サックス、JPモルガン、アップルなどに加え、今週はクレジットカード大手のマスターカード、化学大手ダウ・ケミカル、通信機器大手のモトローラなどの収益好転が明らかになりました。
これら企業の収益は低迷を続けているはずだったのです。ところが好転していたのであり、市場にとってそれは明らかなサプライズとなり、米国市場はNYダウ、NASDAQともに年初来高値を更新、東京市場も渋々それに追随した。こんな形の上昇になったのですが、実は今週は東京市場でも米国市場に類似した動きも見られました。
企業収益の増額修正です。まず28日、キャノン <7751> が今12月期の収益予想を上方修正したのです。営業利益は従来予想では1800億円だったのですが、1900億円に修正しました。デジカメの販売が好調だというのです。
翌29日にはホンダ <7267> も2010年3月期の営業利益予想を、従来の100億円から700億円に上方修正しました。そしてもう一社。内需関連の代表的企業である三井不動産 <8801> も業績を上方修正したのです。キャノン、ホンダ、三井不動産と優良企業中の優良企業が収益予想を上方修正出来るところまで来ている事実が明らかとなったことで、今週は市場に安心感が広がった意味ある一週間だったとともいえます。
それはこれまでエコ関連株を中心に、テーマ株主動で上昇して来た東京市場に、ファンダメンタルズ重視という新たなエンジンが加わったことになります。これまで企業収益があまりに悪化、ファンダメンタルズではとても買えない銘柄ばかりだったのですが、今後はそうではなくなります。つまり投資の基本の基本となるファンダメンタルズも重視されるようになる。そのスタートになったのが今週だったと見ています。
それにしても、7月相場に入る時、「7月は夏枯れ相場になるからダメだ」という見方が多かったのに、実際はプラスで終わり、「夏枯れなんて関係ない」論者の私としては嬉しい限りです。株式市場の間違った「都市伝説」に足を、いや、脳味噌を鷲掴みにされないようにしたいものです。
こんな状況を受けた今後の展開ですが、引続き企業収益=ファンダメンタルズを意識した動きが続くでしょう。日本企業の四半期決算と今期予想の発表が本格化するため、個別銘柄主動の展開を見込んでいます。
すでに自動車、半導体、不動産などの業種が収益低迷の最悪期を脱しつつあることが明らかになった以上、これらの業種に関わる銘柄群も、2進1退ながら来週も上昇トレンドをキープし続けることになるでしょう。
それゆえここで役立つのが、業種や関連株のグループ分けになります。つまりインテルの業績回復に着目するなら、まずはいわゆるインテル関連株、さらには半導体製造に関わる銘柄群のリスト作りであり、休日を利用して取り組みたいものです。小さな作業ながら週明けから始まる8月相場で大きな威力を発揮してくれるはずです。
北浜の直言 忘れかけたいたことば、「ファンダメンタルズ」がよみがえる
<サーチナニュースより>
100年に一度の大不況、どうなのでしょうか???バブル期まではいかないにしろ、早く景気回復してほしいよ。
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